倦怠感は更年期障害だからでした(M・Mさん 40代女性)
30代の後半から、まるで若い頃みたいな生理不順に見舞われイライラし始めました。
そのときすぐに気づけばよかったのですが、仕事が忙しく生活習慣が乱れていたので、そのせいだろうと思っていました。
それから、とにかく体の倦怠感が抜けず、これも繁忙期の反動だろうと思って忙しさが終わるのを待ちましたが、繁忙期が終わっても倦怠感は一向に改善しませんでした。
生活習慣も戻ったし、睡眠も取れているはずだったのですが、お風呂にもはいらず寝てしまう日が増えたことでこのままではまずいと思い、市販の疲労回復薬を買いました。
毎日飲み続けましたがやっぱり改善はなく、相変わらず生理不順が続きイライラもマックスに。
そこでようやく内科を受診したところ、そのまま婦人科へ回されたのでした。
更年期障害は生理が終わって女性が悩まされるものだと思い込んでいたので、まだ30代後半の自分にはないだろうと考えていたのでショックでした。
でも、問診を受けると心当たりのある症状が他にもあり、医師からはまだ若いのであくまでも疑いの範囲として更年期障害を指摘されました。
私の場合、とにかくひどい倦怠感が特徴でした。
本格的にひどいと起き上がることができず、仕事を休んでしまうこともありました。
他に、急に我慢できないくらいの睡魔が襲ってきて、眠ってしまったりしました。
こうして寝ても、結局倦怠感は拭えずだるいままで、医師から処方された漢方薬を数ヶ月続けて何とか改善してきました。
でも、漢方薬は効果が緩慢と言われているように、効き目がとても緩やかで「今日はちょっとマシかな」と感じる程度で、しっかり倦怠感が抜けたと感じる日は少ないです。
ただ、寝込むことはなくなりましたし急な睡魔に襲われることも減ったので、一定の改善はしているのだろうと思っています。
私の場合、他の誰かと比較したことがないので症状が重いのかどうかわかりませんが、とにかく連日倦怠感があるのは正直なところ精神的にも体力的にも辛かったです。
更年期障害を疑うことがなかった分、何か他の悪い病気かとと思って内科を受診しましたし、診察を受けるまでは怖かったです。
倦怠感が大きな病気のサインである場合もあるので、あまりにも続く場合は診察を受けた方がいいかもしれません。
私のように女性であれば、更年期障害の可能性もあるので我慢しないで婦人科へ足を運ぶといいと思います。
倦怠感が続くのは鬱っぽくなって辛いので、早めに対応した方がスッキリしますよ。
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