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知らないでは済まされない!栄養ドリンクの隠されたリスク

栄養ドリンク

突然ですが、今あなたは栄養ドリンクを日常的に飲んでますか?

「疲れた時にコレ1本!」「ファイトー!一発!」などのフレーズで人気の栄養ドリンクは飲めば一発で元気になれる頼もしい存在。

でも、飲みすぎると体に良くないことは多くの人が何となく直感的に感じていることでしょう。

そこで、ここでは知ってそうで意外と知らない、栄養ドリンクの危険性について説明します。

栄養ドリンクの仕組み

栄養ドリンクの危険性を理解するにはまず最初にコレの仕組みを知らないことには始まりません。

栄養ドリンクとは以下の四つから成り立っています

  1. 糖分
  2. カフェイン
  3. その他成分
  4. 添加物

その仕組みは簡単。

ザックリ説明すると1カフェインで目を覚まし、2糖分で体を元気にして、3その他成分で補えていない栄養をサポートする、といった感じです。

※添加物は保存料や着色料、甘味料など、商品として売り出すために必要な成分が配合されます。

ここでは特に重要なカフェインと糖分について説明します。

栄養ドリンクに含まれるカフェイン

カフェイン

コーヒーの一杯に含まれるカフェインは大体50㎎前後ですが、栄養ドリンクにはカフェインが何と50㎎~150㎎も含まれています。

つまり、栄養ドリンクを1本飲むだけでコーヒー2~3杯のカフェインを知らず知らずのうちに体の中に取り込んでいることになります。

私は高校生の時に初めて栄養ドリンクを飲んで「眠気があっという間に吹き飛んだ!凄い!」と痛く感動しましたが、今にして思えばそれもそのハズ。

コーヒーを一度に2杯も3杯も飲めばそりゃ眠気も吹っ飛びますよね、という話でした。

栄養ドリンクに含まれる糖分

糖分

栄養ドリンクには20㎎~50㎎もの糖分が含まれています。これはスティックシュガーに例えると7本~17本にも相当します。

㎎で言われてもイマイチ実感が沸かない人のために用意した画像がこちら↓です

 

これは糖分40㎎、レッドブルの例ですが他のドリンクも似たようなもので見かけによらず大量の砂糖が含まれています。

※ちなみに、缶で350mlのコカ・コーラの糖分でさえ39㎎、スタバのモカフラペチーノでやっと47㎎です。

こうして市場に出回っているジュースと比較するとゾッとしますよね。

栄養ドリンクのリスク

これを読んだあなたはこんなにカフェインと糖分が大量に含まれていたらさぞかし体に悪いんだろう!、と思われたかもしれません。

・・・ハイ、その通りです(涙)

栄養ドリンクは基本的に体に悪い飲み物です。

具体的にどう悪いのか説明します。

1.倦怠感

倦怠感

大量の糖分は血糖値を一気に上げてくれるので、飲む人にとっては一見ありがたい存在のようにも見えます。

ですが、血糖値が一気に上がると体が驚いて今度はそれを一気に下げようとインスリンを大量分泌します。

すると今度は急激なダルさが襲ってきます。

体の中で血糖値の値がまるでジェットコースターのように激しく上下するわけです。

そうなればやってくるのは急激な倦怠感です。

元気になるために栄養ドリンクを飲んだのに、一定時間経つと元気が抜けてガス欠のような状態になってしまうわけです。

2.自律神経の乱れ

自律神経の乱れ

コーヒーにも含まれるカフェインは眠気覚ましとして有名ですが、付き合い方を間違えれば諸刃の剣となります。

なぜなら、カフェインにはタバコやアルコールと同じで依存性・耐性があるからです。

晩は寝付きが悪くなることもありますし、結果としてそれが睡眠不足に繋がるかもしれません。

そしてそれを誤魔化すためにまたカフェインに手を出す・・・という悪循環に陥る可能性もあります。

これは栄養ドリンクに限らずコーヒーについても言えることですが、カフェインはあくまで嗜好品であって、日常生活を円滑に送るためには欠かせない存在というところまできてしまったら注意が必要です。

深刻な依存症に陥る前にカフェイン断ちを意識的にすべきでしょう。

仕事をスムーズに行うために摂取したカフェインが仕事に支障をきたしてしまったら本末転倒です。それだけは避けたいですね。

3.体の内側へのダメージ

内臓へのダメージ

栄養ドリンクに含まれる保存料、合成着色料、合成甘味料、香料は体に良い成分ではありません。

飲めば飲むほどじわじわ体に溜まっていきます。

これら添加物は本来自然界には存在しないので、腸内細菌をボロボロにして風邪をひきやすくなったりもします。

『良薬口に苦し』という諺がありますが、その例に沿って言えば栄養ドリンクは良薬からはほど遠い存在と言わざるを得ません。

添加物に限らず、カフェインやタウリンなどはそれ自体が刺激物でもあるので長期的な常飲は胃や消化器官を刺激して吐き気や下痢をもたらします。

4.将来へのリスク

人間の一生

上で説明したように、栄養ドリンクにはこれでもかというほど大量の砂糖が含まれています。

ケーキやお菓子のように砂糖の量を推測できる食べ物なら自分で口にする量もコントロールできます。

しかし、栄養ドリンクは見た目からは想像もつかないほど大量の砂糖が含まれているので、これを知らないまま常飲してしまうと将来高確率で糖尿病などの疾患を抱えてしまいます。

仮に、砂糖の量を知っていたとしても、一度飲む始めるとカフェイン中毒で辞めるに辞められなくなり、結果的に体に悪いと分かっていても飲まずにはいられない、という事態にもなりかねません。

これを裏付けるかのように、海外では毎年何件もの栄養ドリンクが関連していると思われる死亡事故が相次いでおり、日本でも2015年に栄養ドリンクの飲みすぎで20歳の男性が亡くなる事件が起きたくらいです。

海外でも同様の事件は沢山発生しています。

 

元気になることを目的に飲んでいるハズなのに、その代償として長期的には体を蝕んでしまうという矛盾を栄養ドリンクは抱えてしまっています。

栄養ドリンクの常飲は借金しているのと同じ!

借金

栄養ドリンクとは疲れを取り除いて体を元気にしてくれるモノではなく、今ある疲れを先送りにして、将来あったはずの元気を前借りしてくるだけに過ぎません。

いわば借金です。

しかも、糖分・カフェイン・添加物は体にジワジワ蝕んでいく利息のような存在です。

飲めば飲むほど将来払う代償は雪だるま式に増えていき、払えなくなったら最後に待っているのは死です。

借金のように踏み倒してチャラにすることは決してできません。

私は過去に栄養ドリンク依存症(?)のような状態に陥ってしまい、内臓をボロボロにしてしまった経緯があるので今はもうスッパリ手を切って決別しました。

でも、もしこれを読んでいる人で「自分は若いから関係ない」とか、「今は仕事優先だから栄養ドリンクも止むを得なし」と思っている人はちょっと一旦立ち止まって考えなおしてほしいと思います。

繰り返しになりますが、栄養ドリンクは元気を引き出す打ち出の小槌ではありません。

その仕組みと最後に迎える結末は完全にサラ金のそれと同じです。

どうしても!というここぞの勝負所以外では決して飲まないようにしてほしいと強く願っています。

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